有名なマダミスのパッケージ版でも欠けている重要な表記

コラム

これは、これからマーダーミステリーを制作する側にとっても、購入する側にとっても注意が必要なことだろう。

ボードゲームとは異なり、マーダーミステリーのパッケージ版はまだ洗練されているわけではない。

例えばボードゲームのパッケージ(箱)にはプレイ人数、プレイ時間がマストで必要な項目であることは言うまでもない。

もちろんマーダーミステリーにとっても購入者は「どれくらいの時間か」「何人で遊べるのか」が重要になってくるのでその表記は必要だ。

例えば4-5人で30-60分で遊べるとなれば、わりと手軽な部類になるし、8人で5時間となればこちらも腰を据えて取り組む必要がある。

当たり前の話だが、このようにパッケージの表記一つで印象がガラリと変わる。

現在に至るまで多くのパッケージ版が販売されているが、マーダーミステリーにおいて重要な表記が欠けているパッケージが多く見かけられた。

それは「GMの有無」である。

これが抜けているマーダーミステリーのパッケージ版が少なくない。
もし「GM不要」とのことであれば、これを購入したプレイヤーは仲間と伴に楽しめる。
「GMが必要」ということであれば、それを考慮して自分だけがネタバレがあることを承知の上購入が出来る。

例えば物語がとても楽しそうで、自分もプレイしてみたい!という気持ちでマーダーミステリーのパッケージ版を購入したとしよう。

説明書を確認してGMが必要であり、このゲームをプレイするためには誰かがネタバレを受けなくてはならないと分かれば、非常に困ることだろう。

表記がないのはGM不要とか、よく分からない暗黙のルールを設けるのも筆者はあまり好ましくないものと考える。

マーダーミステリーのパッケージ版の火付け役とも呼べる「何度だって青い月に火を灯した」でもこの「GM表記」の説明が抜けている。

※Amazonのベンダーセントラル、セラーセントラル(通常公にはされていない販売方法)でも商品説明欄にはメーカーの自由記載欄が設けてあるが、記載されていない。

確かに特殊なケースでGMが不要か必要か書きづらいものもあるが、はじめてマーダーミステリーをプレイするために購入する層に向けてはGMの表記がある方が親切である。

マーダーミステリーをプレイしたい、というプレイヤーであればある程度「GM」というワードについての理解はあるだろう。

業界が狭い製品やサービスというのは、こういった特有であり必要不可欠な情報というものがある。
例えば舞台脚本ならば証明がいくつ必要か(これで規模感が分かる)、コンサルならばどこまでの範囲で業務が行えるか(有資格者だから税務代理がそのまま出来る等)、それ特有であり必要な情報というものがある。

古い話で誠に恐縮だが、こういった情報は昔は箱のいたる所に記載されていた。
PC-98世代であればFDダブルドライブから表記が途端に少なくなって肩透かしを食った読者もいることだろう。

特に日本は景品表示法の縛りが諸外国と比べて強いのだが、それでもインターネットの普及に伴い「必要な情報」だけを記載することが多くなった。

私は「GMの有無」という表記はあれば非常に親切であると考えるが、世間の風潮的には不要な情報なのだろうか。

皆さんはどうお考えだろうか。

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